防災意識を高めよう!―立川断層誤認会見から

 3月28日、立川断層を調査するチームは、2月の日産跡地で行われたトレンチ調査結果を訂正する会見を行った。コンクリート構造物を岩石と誤った判断から、横ずれの可能性を訂正した。また、調査では断層構造は認められなかったと、調査チームの東大地震研究所は調査書の中で報告している。

 このように、地下の断層変位が地表まで及ばないことは特別のことではなく、断層の存在を否定するものには当たらないので、充分に防災に備えることには変わらない。特に住宅が密集している場所や駅周辺のビルが立ち並ぶ場所では大きな被害が予想されているので、注意が必要だ。

 ちなみに、私は、3.11後、外出時にはバックの中にホイッスルやアメを携帯するようになった。皆さんの防災・減災対策は進んでいますか?(H.T記)