下水処理場(水再生センター)の見学 錦町の単独処理施設から北多摩2号水再生センターへ

11月22日、立川市の下水処理場(単独処理施設)が編入する北多摩2号水再処理センターへ、生活者ネットワークの都議会議員 岩永やす代さんと視察に行ってきました。すでに、立川市錦町の下水処理場から水再生センターへの配管工事は終わっていて来年2024年の3月から送水されるということです。

多摩川 の水は小作と羽村の取水堰で水道水源として取水され、使用後の水が水再生センターで処理後に多摩川に戻されますが、多摩川の水量の5~6割は再生水だそうです。また、かつては多摩川の水質も汚れていましたが、今では200万匹以上のアユが戻ってきているそうです。下水処理工程に欠かせない微生物の働きも顕微鏡で見せていただきました。

処理する過程で空気を入れたり撹拌したりと電気のエネルギーが使われていますが、ここの処理場は狭いため自家発電やソーラーパネルなどの装置はなく、東京電力の電力を使うそうです。大きな施設では自家発電し余剰電力もあるということでした。周辺に臭わないように処理をする努力で迷惑施設にならないよう対策をしている様子も確認できました。