かまどベンチ!(砂川公園)災害時に使えるか検証!

1月17日
砂川公園は市の避難所として活用するオープンスペースとして位置付けられています。公園内には普段はベンチとして使い災害時にはかまどとして使える「かまどベンチ」が設置されています。かまどベンチは、炊き出しや暖を取ることが出来るのですが、訓練で使われることもなく放置されたままとなっています。いざという時に活かせるよう、使ってみようという声をいただき、地元の皆さんとかまどベンチが使えるか検証してみました。
実際に使ってみると、ベンチ部分の板を外すのは六角レンチという特殊な用具を使わないといけないこと、ベンチ部分は重く二人で動かすのも大変でした。大きな鍋を用意したつもりでしたが、かまどに対して小さく持ち手の部分がとけてしまいそうでした。
災害時に、「まき」はどのように用意するのでしょうか?大勢の人の炊き出しをするのにどのぐらい「まき」が必要なのか?壊れた家の廃材を使うのか?など参加者から具体的な疑問の声が次々と上がりました。頭の中で考えるだけでなく実際に体験することで、必要な仕組みや組織の在り方など考える機会になりました。
かまどベンチは市内に6箇所あります。次回は富士見町の公園内のかまどベンチを検証してみます。