―急がれる気候危機対策― 講演会録画公開

近年の豪雨や強い台風が増えたことにより、温暖化の影響を身近な問題として感じていますか?立川市内でも豪雨被害があり、避難所で過ごされた方もおられます。温暖化を止めるために、温室効果ガス削減で合意した「パリ協定」では、気温上昇を産業革命以前に比べ、できれば1.5℃未満に抑えることを目標にしています。日本では、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする目標を立てています。

8月21日(土)「STOP!温暖化講演会2021 気候危機を止めるには」がオンラインで行われました。第1部は、江守正多氏(国立環境研究所 地球システム領域副領域長)から、気候変動の基礎知識とIPCC(温暖化研究者の国際組織)の最新6次報告の解説がありました。
第2部では、「私にできること」として、4つの脱炭素化の実践例を聞きました。①POW(Protect Our Winters Japan)ウインタースポーツをやり続けられるように地域を巻き込んだ活動②グレタ・トゥーンベリさんから始まったFridays For Future Tokyo日本の若者の活動③地球温暖化防止コミュニケーター 子育て世代として生協活動からの取り組み④市民エネルギーちば/TERRA市民エネルギーを立ち上げ、ソーラーシェアリングを展開している事業の話。
どのお話も異常気候に対しての危機感を持ちながら、悲壮感なく活動しているのが印象的で、気づいたところから一歩踏み出して温暖化対策を広めなければと思います。

 STOP!温暖化講演会2021 録画公開されました。温暖化対策についての意見・活動を立川ネットまでお寄せください。