立川市長選挙 報告

9月1日行われた立川市長選挙、酒井大史さんは、残念な結果となりました。

  26,097 清水庄平 氏

  25,840 酒井大史 氏 

投票率は34.74%で、当日有権者数は151,095人。

国では、国会が指名する総理大臣が内閣を組織する議員内閣制をとっています。内閣を支持する政党とそうでない政党があり、与党野党の関係ができます。それに対して、地方自治体は、首長と議会議員をともに市民が直接選挙で選ぶ二元代表制をとっています。ですから、制度的には与党野党の関係は発生しません。

市民を代表する首長、議会が、ある種の緊張関係を保ちながら、議会は対等な機関として市政運営の方針を決定(議決)し、執行を監視するとともに、政策提案をして積極的なまちのしくみ(条例提案など)を作っていくことが役割です。

今回の市長選挙では、この上に、どれだけ市民参加・市民との協働ができるかがかかっていました。残念な結果になりましたが、ほとんど引き分けと言って良いほどの僅差での結果は、今後の市政運営の上で、決して無視できないことだと考えます。