「トワイライトステイ」 ひとりぼっちにしないまちへ
2018年12月5日、生活に希望を求めることができないなどの子どもたちは、遠い国の話ではなく、身近な地域にいます。孤立化した子どもたちに寄り添い、自ら育つ力をつけ、必要な支援にもつなげていく居場所「トワイライトステイ」での取り組みについて、立川市社会福祉協議会の方にお話を聞きました。
こういった取り組みの背景には連鎖する貧困があり、一番弱い立場の子どもの、生きる・育つ・学ぶ・参加する権利がないがしろにされている現状があります。立川・生活者ネットワークは、社会の一員としての子どもの権利が守られ、一人一人が生き生きと過ごせる環境をつくりたいと考えます。そして、そうした環境は、誰もがその人らしく生きることのできる社会につながります。「トワイライトステイ」の取り組みを聞き、地域の力で支える居場所を身近な場所につくることが、子どもにとっても地域社会にとっても必要なことだと深く理解しました。
★トワイライトステイは、夕方5時~9時まで、子どもたちが過ごせる居場所です。地域のボアランティアや大学生スタッフと一緒に夕飯を食べて自分の家のように過ごすことができます。