ホンドギツネ 東京の野生動物に会いに生き物観察会

 暑さのピークを記録した8月10日(土)「アニマルトレッキングを楽しもう!生き物観察会」(主催:立川地域協議会)に参加しました。

 JR谷保駅に朝10時に集合。NPO法人東京ネイチャーランドの伊藤賢治さんに講師(案内人)をお願いして、ホンドギツネが出没したといわれる「谷保天満宮」を通り、城山、古民家を経由して石田大橋下の多摩川を終点とする約3キロの道のりを約3時間かけて歩きました。「東京アニマルズ調査隊」の腕章をつけ、五感を使いながら歩くと、普段は何気なく見過ごしている生き物が、次々見つけられます。

 そして、ホンドギツネ本物に会うことはできませんでしたが、狐の巣穴を幾つも見ることができたのは、今回の観察会の大きな収穫の一つです。当日出会った方にお聞きすると、狐の目撃談を聞くこともできました。

  湧水の水路に沿った道や雑木林の中を歩いていると、人間も自然の一部なのだと感じます。この感覚を子ども・大人に関わらず、生活している身近な場所で体験することに大事な意味があると考えます。身近な地域から、自然にある多様なものと共存する社会をつくっていくために、「生き物観察会」の活動を広げていきたい