一面記事—立川市に住民投票条例を!—の中で「選ばれた議員も考え方が変化し、間違えることもあるでしょう。郵政民営化に反対した議員の復党問題もありうることなのです。」の意味が良くわからない。すでに復党はあったことなのにありうるとはどういうことか。というものです。
言葉足らずで文章力が未熟なことを反省しつつ、説明させていただきます。
「選ばれた議員も〜 あるでしょう。」
議員に限らず、人はさまざまな経験によって学習し考えや気持ちが変わることがあります。変わることが絶対に悪いことではなく、より良く変わることもあります。また、間違えたりすることがない人はいません。議員といえども、ケアレスミスで賛成反対を間違えることから、重い意味では、国のゆくえの判断を間違うことまでもあると考えます。
「郵政民営化に〜 ありうることなのです。」
ありうることだったのです。としたほうがわかりやすかったかなと思います。党の都合と議員の都合を優先させて、有権者の思いを後に回せばできることなのです。反対の考えで投票した信託はどうなってしまうのかと憤りが残り、投票の判断を誤らないようにしようと学習すればまだしも、「そんなものか」と政治離れがすすむことが心配です。
一昨年の衆議院選挙は郵政民営化是か非かと、国民投票のしくみもないのに、郵政民営化法だけを判断させるような乱暴な選挙でした。他の施策は白紙委任の状態でした。そこまでの判断を、現在のしくみの上で人(議員)に委ねる危険性を顕著にしました。
<国民投票・住民投票情報室>によると「諸外国では憲法にかかわることのみならず、重要政策についても国民投票で決めている国があります。また、国民の発議権を認めている国も少なくありません。」ということです。