しかし、テレビなどマスコミをとおして報道される国政への関心に比べ、身近な暮らしを支える市政についてはどうでしょうか。立川市では、次回の選挙で議員定数の削減が予想されています。市民から見えにくい議員活動に対して、支払われる多額の報酬から、市民の不信感が削減へと向かわせるのでしょう。
私たちは、市民のための議会を実現するために、多様な価値観の中で議論することが必要だと考えます。安易に議員定数の削減をして、大きな組織を持った団体が大半を占める議会になり、価値観が偏った議会になれば、議会のチェック機能が働きません。定額給付金のようなおかしな政策が市政でも行われやすくなるわけです。
市民にとってのあるべき議会の姿を考えた上で、経費の削減のための議員報酬の削減か、議員定数の削減かを考えるべきだと思います。
今年の総会では、設立した頃の「市政を変えたい」という気持ちを、皆さんともう一度共有して、新年度をスタートさせました。 (H.T)