政権交代をかけた選挙が終わり、国民が政権を変えることを選んだ結果となりました。
民主党をもともと応援している人は勿論います。しかし、政党に信頼をもてない無党派層が多くを占める中での結果として捉えたとき、忘れてはならないことがあると思います。選挙結果後、テレビ報道で街頭インタビューに答える人や、新聞の投稿欄で選挙後の意見を述べる人が「民主党を選んだわけではなく、今までの政権を変えることを選択した」と言っていることです。数として、どのくらいの人が同意見なのか計ったわけでありませんが、選挙に熱風が吹いたとすれば、この思いが結果として表れたのでしょう。
民主党候補者を応援した立川・生活者ネットワークとして、このことを忘れず、身近な地域で活動する地域政党として、地域で生活する声を国政につなげていきたいと思います。情報公開と市民参加をとおして、透明性をもった討議で地方分権を進めていただきたいと思います。
今回の選挙で「政権が変わったからといって、全てがうまくいくとは思っているわけではなく」、「だからといって諦めずに、国民として、一人の意思として、投票した」人が増えたとしたら、喜ばしいことだと思います。
世界の選挙状況を見聞きするとき、投票が妨害されたり、投票所が爆破されたりしないで、投票できることには、感謝の気持ちを抱かずにはおれません。力に拠らない、平和な社会でありたいと思います。(K.S記)